2009.8.16 sun. - 8.24 mon.
大迫 友紀 展/Yuki Osako ガラス
2009.8.16 [sun.] – 8.24 [mon.]
かつて、素材を陶土からガラスに転向した大迫友紀さん。
ガラス工芸の技法であるキリムワーク、型成形、宙吹き、型吹きなど…。年々そのテクニックを増やし、新しい作風に挑戦しています。仕上げには、カット技法で装飾を施したりと、手を抜かず、ていねいな仕事で作品のクオリティーを高めています。
「無意識に感じている光や風景など、空気の中に漂っているものを、ガラスという素材を通して表現したい」と話す大迫さん。制作上の重なりが、奥行きとして効果的に表現できるガラスは、そんな彼女の制作意図にぴったりです。
「最近になってやっと、ガラスを吹くのが楽しくなってきました。カットなどの後加工をしないで、ふくらんだガラスの素地をそのまんま残したりもしてみました」と。
コップ、皿、小鉢、花器など。
「日々の暮らしの中でふっと手にした時、改めて満足のいくガラス器を作りたい」と、常に自問自答を心がけている大迫友紀さんのガラス展です。
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