2022.10.8 sat. - 10.16 sun.
高橋昭子 展 | CLAY WORKS
何かに思いを馳せるかのように、そこに佇む人。
高橋昭子さんの作品は国籍不明ながら、物語の始まりを感じさせます。
作品の傾向やテーマ性にとらわれる事なく、それぞれ別々の思いで制作するそうです。
「ポーズとか、表情とか、断片的なイメージがフワッとわき、カチッとスイッチが入るといろいろな部分が繋がって、最終的な形になっていくのです。
作ってないと居られないし、作らせてもらっている環境が幸せなんだと、いつも感じています」と話す高橋さん。
石塑粘土で造形した後、付け足したいものがあると、木や布など異素材でも制作。
制約を持たず、イメージしたパーツを次々具体化していくという、稀なアーティストです。
今回の個展では、人形、オルゴール、そして小さな仏陀などが出品されます。
それぞれの作品たちが伝えに来た言葉に、耳を傾けてみて下さい。