2022.12.3 sat. - 12.11 sun.
坂井直樹*坂井ゆかな 二人展「ハナ ト ハコ」
素材を意識させない程に、スタイリッシュで都会的な印象の作品です。坂井直樹さんは「鍛金」という技法で、火を使い、金槌で叩いて、鉄を造形していきます。
センス良くデザインされた作品からは、華奢で繊細な空気感が伝わってきます。
「用」だけではなく、作り手の喜びである「美」も手に入れたいと、、、。湿気が多い金沢の地では、鉄錆が眼に見えて反応することに、ますます生き物としての“鐵”の魅力を感じているようです。
今回の個展では「ハコ」状の形がテーマです。
いつもの薬缶の他に、花器、壁掛オブジェなど、四角いモノを飾るというテーマだそうです。
切子の作家である奥様のガラス作品とコラボした「平面作品」も出品されます。