2012.9.19 wed. - 9.27 thu.
オーサ・パーソン&大谷敬司 展/テキスタイル Intersection of color and thread
日本で手織りの技術を学んだ経験もあるスウェーデン人のオーサさんと、 ヨーロッパでテキスタイルを学んだ大谷さんは友人どおしです。 異文化に影響を受けた二人が、それぞれの想いを布に込めた作品展です。
オーサ・パーソンさんは、スウェーデンの伝統的な手織りの技術と色合いが特徴です。 大谷敬司さんはテキスタイルデザイナーという視点で、日本に古くからある機屋さんの伝統技術と現代の技術の兼ね合いを試行錯誤し制作しています。
大谷さんはイギリスに留学し、テキスタイルを学びました。 経糸と緯糸の無限な可能性や、細かく地道なプロセスに惹かれ、とりわけ織物としての布に惹かれていきました。 一方、オーサさんはスウェーデンで手織りを学び、日本の織りの技術を勉強しようと日本に滞在したことがあります。 そこで、大谷さんとの出会いがありました。 オーサさんは大の日本びいき。その後毎年のように、日本を訪れているそうです。
“スウェーデン伝統の手織りと色合い” “お洒落な布に潜む日本伝統の染織技術” 異文化を吸収した二人それぞれが、布に想いを込めた作品展です。
秋の気配も感じられるこの頃。 ストールやマフラーとして表現された手仕事の布展です。