2013.4.10 wed. - 4.17 wed.
安部 直子 展 ー洋服屋さんー
安部直子さんの仕事はいつも、「おまかせします!」で始まるそうです。オリジナリティーに加えて、使うことに対する配慮やコーディネイトのセンスの良さに、期待するところが大きいのかと思われます。
安部さんは、ヘレンドやマイセンなどヨーロッパの伝統的な絵付けを学び、旧い時代の絵付を模写する技術も会得しています。
幼少の頃から絵を描くことが大好きだったこともあり、ご依頼主のいろいろな要望と巡り会いながら、暮らしのなかで、描くためのキャンバスをどんどん広げていきました。陶磁器、ガラス、時には家具や壁など。
「これしか出来ない、、、というのは、私にとってはつまらないです。お客さまを驚かせたいという気持で、いつも臨んでいます」
そんな安部さんが今回挑戦してくださるのが、洋服です。「布に描くという基本テーマは大事にしてますが、あくまでも野暮ったくならないよう、洋服としてセンスが良いね!と思われるものを作っています」と。
かつて、ステージ衣装を手がけた事もあるという安部さん。
ラメ入りのアクリル絵具、スパンコール、ビーズ、刺繍など、洋服として可能な材料とテクニックを駆使してオリジナリティーを発揮して下さっています。「おまかせします」で始まった今回の企画。ー洋服屋さんー
Tシャツ、Yシャツ、ワンピース、ロングベストなどが出品されます。本当に楽しみです。