2013.5.22 wed. - 5.29 wed.
望月 薫 展
ガラス越しにいくつか並べられた白と黒の回転体のオブジェ。小高い丘に建つ若者らしいセンスが際立ったアトリエに、それらの作品はとても似合っていました。改めて、望月薫さんの日本人らしからぬセンスを感じました。
「ロクロの仕事が好きです。上から見るとすべてが丸なんだけど、バラバラに作ったものを積み上げて横から見ると、思わぬカッコいい形になってくれます。質感や色合いにもこだわってみました」
D.M.写真の作品は、オブジェとしてフォルムを楽しむことも出来ますが、蓋物の容器として“ボトル”の機能も果たします。
一方「器類は、過度な装飾を加えないよう心がけています」と、テーブルウェアーとして土鍋や器も作っています。
サボア・ヴィーブルでは初めての個展開催です。
「作れば作る程、もう少しやりたいことが出てきて、、、」と。
制作意欲に満ちている望月薫さんの展覧会です。