2013.8.3 sat. - 8.10 sat.
栄森 文枝 展
一輪すっと咲いている草花を、気楽に生けられる花器を作りたい、、、」という思いが、陶芸の道に入るきっかけとなった栄森文枝さん。
“花の器”を作り続けているうちに、当然のことながら自分が使う器にも関心がわき、この3〜4年は器の制作にも力を入れています。
まずは、自分の庭の木を燃やして作った灰を釉薬にして、土との意外な反応に興味を持ち、色合いや質感を試行錯誤。
そして最近は、意匠にも工夫をこらして自分の世界を楽しんでいます。
分け隔てなく、命あるものすべてに敬意の念を持って日々の生活を送っている栄森さん。
制作の動機も自然発生的で無理がなく、そして手を抜きません。
草花を始め、自然界の生き物をモティーフに楽しく作陶する栄森さん。大皿にも挑み、まさに新たな境地を感じ始めている今回の個展です。