2013.10.19 sat. - 10.27 sun.
小川 郁子 展
オンラインストアーで作品の一部をご紹介しております。ご覧ください。
日本の伝統技術が駆使されている美しさには、なぜか安心感があります。同時に、伝統を継承したいという作家の創造性を、より強く感じます。
小川郁子さんは、9年間江戸切子の伝統工芸師の師事を経ての後に独立。『切子』という日本の伝統技術が損なわれる事のないよう、手間をいとわず、「身近な物として使ってほしい」という想いで、完成度の高い工芸品を制作しています。常に焦らず等身大でもの作りを続けている、注目の切子作家です。
今回の個展では、初めての制作となる「カラフェ」が見どころです。「昔から『瓶』の形が好きで、作ってみたいアイテムでした。液体を入れても、花を活けても、、、。ただ飾って見ているだけでも良いかなと思うぐらい『瓶』の形が好きです」と、小川さん。
また、この個展のために制作してくださったという、型染作家の小倉充子さんによる『切子柄の手拭い』も販売いたします。息の合ったお二人のコンビから生まれた限定のオリジナル作品です。
酒器や帯留めの新作に加え、楽しみな展覧会です。