2014.1.8 wed. - 1.20 mon.
みかわち焼 展
骨董好きの間では「平戸焼き」として知られている焼き物が、現在の「みかわち焼き」です。 平戸藩の厚い保護のもと、江戸時代のさまざまな経済の荒波に巻き込まれることなく技術の粋を極め、幕末(1800年代)から20世紀半ばまでに輸出された焼き物は、ヨーロッパの人たちの心を魅了してきました。 しかし高度成長期以降、みかわち焼きは「時代遅れ」の烙印を押され表舞台から遠ざかっていました。
400年という長い年月に培った窯の伝統技術を絶やすまいと、、、 今改めて、それぞれの窯元の若き継承者たちの情熱が集結しました。
白く、薄く、美しい磁器の生地。 バリエーションが豊富な器の形。 繊細かつ惜しみなく描かれた、職人肌の絵付け。 手仕事や素材感が見直されている今こそ、「みかわち焼き」の器の魅力を再認識してください。