2014.1.23 thu. - 2.2 sun.
望月 薫 展
望月薫さんは器か?オブジェか?、、、という選択肢に捕われることなく、ロクロ成形の魅力的な可能性を追求している陶芸家です。
回転体で作ったパーツを複雑に積み上げた立体作品。高台から口元までの美しいラインの器。白と黒を基調にフォルムと質感がバランス良く納まった洒落た印象の作品を制作しています。
「ロクロの仕事が好きです。上から見るとすべてが丸なんだけど、バラバラに作ったものを積み上げて横から見ると思わぬカッコいい形になってくれます。焼き物なので、時間をかけてゆっくりと焼くことにもこだわっています。また、手触りが良いことも大切だと思っているので、仕上げの磨きにも時間をかけています」と。
前回の個展でやりきれなかったことを、、、と、8ヶ月後、続編の展覧会です。ますます制作意欲にかられている望月さんです。