2014.4.9 wed. - 4.16 wed.
浜坂 尚子 展
まるで小さな抽象絵画を見ているようなそば猪口やぐい呑み。いっぱいオマケが付いているカップや鉢。明らかに感情を持っているかのような手びねりの動物。浜坂尚子さんは常に、ありったけのエネルギーを惜しまずに作品に注ぎ込んでいます。
一番末の児はまだ6ヶ月という三児の母であり、普段の生活と育児をこなしながら制作を続けています。土を触っていること。色を使うこと。描くこと。それらを浜坂さん自らが一番楽しんでいるように感じられます。自然体で明るい性格が持ち味だからでしょうか。その作品は、観るものを元気で大らかな気分にさせてくれます。
「今まで作ったお皿が何かちょっと満足いってなかったので、今回は手軽で使い易いお皿をいろいろ作ってみました」と。立体の動物を始め、他にもいろいろ出品されます。
相変わらずの浜坂ワールドになりそうです。