2014.4.19 sat. - 4.27 sun.
佐野 はるか 展
縄文式土器に魅せられて生まれた、彫りと多色が印象的な器。具象的なフォルムの植物が生えた蓋物。土の質感を生かした抽象的なフォルムのオブジェ。佐野はるかさんは持ち前の技術と表現力で、異なる印象の作品を幅広く制作しています。
「模刻をたくさんしたので、形が持っている法則や有機的なラインを再現できます」というご本人の言葉からも伺えるように、その作品は細部にまで神経が行き届いていて隙がありません。工芸作家としての自負が感じられると同時に、アーティストとしての表現力と存在感も備わっています。
「今回は器に力を入れて制作しました。立ちものが好きだけど、食器としてはお皿を使う機会が多いのでいろいろ作ってみました」と。毎々人気がある植物の蓋物も少数出品されます。