2014.7.19 sat. - 7.29 tue.
松下 高文 展
松下高文さんのガラス器は、多彩で明るい色調が印象的ですが、技法に関しては、あれこれ駆使して制作されています。バーナーワーク、宙吹き、ピンブロー、パートドヴェールなど。ひとつの技法だけでは表現に限界がありますが、組み合わせることによって新たな制作の面白味が生まれるそうです。
「作品のパーツとなる技法を上達させようと、それぞれのテクニックを向上させる努力をしてきました。今、それらがバラバラに分解されて、一人歩きしていきそうな不安にかられています。パーツはあくまでも、最終表現の一つの手段としてまとめていかなければ、、、と思い直しています。細かい細工部分と、伸びやかでおおらかな部分と、ガラスの両方の特性を意識的にまとめあげる作品作りを、改めて心掛けたいと思って制作しました」
ぐい呑み、グラス、鉢、蓋物などが出品されます。