Exhibition

2014.11.8 sat. - 11.16 sun.

西浦 裕太 展

西浦 裕太 展

361°にある景色は風の中に紛れています。氷の中に閉じ込められています。香りに化して記憶を呼びます。


相変わらず「風景」というキーワードを手掛かりに制作をしています。ものとものの間に風景が見え隠れすることがあります。例えば、人と時間という関係の中にその人物の風景が見えたり、ぽつんと置かれたテーブルと椅子の間には、その場に居合わせた人々の会話や食べ物の香りなどの風景が広がったり。

 今回のタイトル『at361°』は、あるかもしれないし、ないかもしれない景色。360°はここでは、ある人の今までの時間や記憶、日常のこと、今見えているもの。その人にまつわるすべてのこと。でもそこには、プラス1°の景色があるのだと思います。

 実際には見たことがないのに、どこかで見たことがあるような、親しみの湧く景色。その得体の知れない断片のような感覚が『at 361°』の景色。  2014 Yuta Nishiura

懐かしくも、、、 甘美に、、、デジャヴに導かれるように、、、西浦裕太さんの世界に浸ってみてください。

Scenery

  • 憧れは 上空に丸く白い雲を引き連れてやってくる

Current Exhibition

望月薫  /  Who ーMaterialsー

2024.7.20 sat. - 7.28 sun.

望月薫 / Who ーMaterialsー

望月薫さんは土を素材とし、工芸や民藝の観点から轆轤(ろくろ)成形を主とした陶の造形作品を、Whoさんは鉄を素材とし、アートの観点から工芸技法を取り入れた立体作品をそれぞれ展示。人の手によって再構成・構…

Next Exhibition

Archives