Exhibition

2015.6.26 fri. - 7.5 sun.

望月 薫 展

望月 薫 展

「器か? オブジェか? という選択肢ではなく、ロクロ成形の魅力的な可能性を追求している陶芸作家、望月薫さん。その作品は印象も用途もいろいろで、多岐にわたっています。

回転体で作ったパーツを複雑に積み上げた立体作品。合わせの納まりが心地良い蓋物。未来的なフォルムながら、使い勝手の良い土鍋。高台から口元までの美しいラインの器。そして、今回の個展のテーマは『瓶』です。

「モランディの静物画にある瓶の佇まいが好きで、今までもちょこちょこ作っては仕事場に並べていました。日常の暮らしの中に溶け込んでいながら、用途があるような無いような、でも存在感がある『瓶』の形が好きです」と。

望月さんは、沖縄県立芸術大学で学んだ民芸的な“用の美”や“野暮ったさ”も好きだそうで、、、。日本の伝統的な焼き物の世界とは一線を画した持ち味ながら、どこかヨーロッパや北欧の民芸の臭いも感じさせる作品が、望月さんの個性なのでしょう。

白、黒に加えて今回は『ブルー』という新色にも挑戦。他に皿、鉢、カップ&ソーサー、茶碗、蓋ものなどの新作も揃います。

Scenery

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望月薫  /  Who ーMaterialsー

2024.7.20 sat. - 7.28 sun.

望月薫 / Who ーMaterialsー

望月薫さんは土を素材とし、工芸や民藝の観点から轆轤(ろくろ)成形を主とした陶の造形作品を、Whoさんは鉄を素材とし、アートの観点から工芸技法を取り入れた立体作品をそれぞれ展示。人の手によって再構成・構…

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