2006.7.28 fri. - 8.8 tue.
佐々木雅浩 展/Masahiro Sasaki ガラス
2006.7.28 [fri] – 8.3 [thu]
ーフキノカタチー
教員を目指し愛知教育大学に在籍していたのですが、いろいろな縁がきっかけで、ついにガラス作家になってしまったという佐々木雅浩さんです。
”吹きガラス”のテクニックを基本に制作していますが、溶けたガラスが発する”こうなりたい”というメッセージを感じとりながら、流動的な液体に手を添えて、動きを止める行為に魅せられていると言います。
デッサンをして、その形に留めようとしてもままならない溶けたガラスは、一方で技術を修得する程に、意図どおりの作品が出来上がるという、制作者にとっての”作り甲斐”もあるようです。
機能を重視した”器”と、溶けたガラスの有機的なフォルムを狙った”オブジェ”との両立です。
目的の違いをはっきり分け、溶けたガラスの美しい状態を留めようと、ガラス制作に励んでいる佐々木さんのサボア・ヴィーブル初個展です。
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