2015.7.24 fri. - 8.2 sun.
松岡ようじ・松岡装子 展
宙吹きによる高度な技術を生かし、透明で使いやすいガラス器を制作する松岡ようじさん。『道具としての器作り』を自称するようじさんだけあって、形が揃っていて重ねもききます。「溶けたガラスが持っている柔らかい質感が生きるよう、綺麗さも大切にしています」と話してくださいました。今回の展覧会では、指の掛り具合が良い、高台付きの冷茶漬碗の新作も出ます。
一方、その生地に絵本から飛び出したかのような、愛らしいエナメル絵付けを施す奥様の装子さん。「猫、犬、草花など自分のイメージで、ただただ、ひたすら無心に描いています。マグロは泳いでないと死んじゃうので、、、(笑)」と。
ガラスという同じジャンルの仕事で、お互いを認め合っているご夫婦ならではの二人展です。