2015.9.25 fri. - 10.4 sun.
松尾 一朝 展
色や線の層を複雑に閉じ込めた、美しいガラスのかたまり。時間や光で変わる多様な色合いの妙。「どうやって作るのかしら?」と思わず聞いてみたくなる作品です。
松尾一朝さんは、伝統的なガラスの技法をいくつか組み合わせ、最終的にガラスの塊を丹念に削って作品を仕上げていきます。“ガラスの小さなかたまりのオブジェ”としても見応えのある作品です。
「今回の個展では、手のひらサイズの蓋物を中心に出品します。ガラスは光を中に溜め込みます。大切なものや思いまでもしまっておく蓋物に通じるところがあるかと思い作り続けています。香合を意識した小さい蓋物も制作しました」と。
サボア・ヴィーブルでは初個展です。とても楽しみです。