Exhibition

2016.11.5 sat. - 11.13 sun.

田中 千絵 展

田中 千絵 展

銅や真鍮を素材に、鍛金の技法で制作を続ける田中千絵さん。その作品ひとつひとつそれぞれは、まるで個性や人格を持っているかのようです。
今にも動き出しそうな、、、
しゃべりだしそうな、、、
共に暮らし楽しみを分かち合えそうな、陽気な気分の作品ばかりです。

ひたすら金属を叩いて造形される鍛金という技法。
「銅板を切って叩いて形を作る時、計画性はあるんだけど、銅板が成りたい方向性を話し合いながら続けて、お互いの決着がついて、まとまったところが最後の形です」という田中千絵さん。
「叩いている時無心になれるから、この仕事が好き」とも。無心になって誘われるままに手が動き出し、千絵さんの作る喜びがエネルギーとなって、形に納まっていくという事でしょうか。

今回の個展では『しあわせの音』と題して、オブジェ的な卓上ベルや、使うとシャキシャキと心地よい音がしそうなおろし金。蓋や栓があるだけで秘密めく瓶、蓋もの、箱もの。多くの工程と時間を経た後、千絵さんの形になった薬缶など。
オブジェとしても見応えがあり、そして楽しく使えそうな作品が勢揃いします。ぜひ、手に取ってご覧ください。

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