Exhibition

2008.9.18 thu. - 9.25 thu.

工藤 和彦 展/Kazuhiko Kudo 陶器

08kudouinfoweb.jpg


2008.9.18 [thu] – 9.25 [thu]
14年も前、縁あって移り住んだ北海道旭川の土を自ら掘って原料とし、器制作を続けている陶芸家です。
きめの細かい土をしっかり焼くことで、軽くて硬い、安心感のある器作りが工藤さんの特徴です。それらは“気負い”や“てらい”がなく、飽きのこない器です。
かつて信楽で修行中、知的障害者に陶芸指導した経験が、この道に入るきっかけになったとか。
今でも、N.P.O.“ラポラポラ”の代表として、陶芸を通してボーダレスアートの活動にも、多大なるエネルギーを注いでいます。
「彼らのおおらかな造形、あらゆるものに左右されないゆとり、意識に偏りすぎない間合い、、、。自分も、湧き上げてくる制作意欲を大切に、自然体で作陶していきたい」と、この二足のわらじの大変さと、励みを話してくださいました。
今回の個展のテーマは『片口』です。
「片口は自分の中で、手応えのあるカタチです。お酒を注ぐ器としてしか知らなかったのですが、料理を盛って使われているのを見て、よりイメージが広がりました」
今まで人気だった黄色味を帯びた粉引から、白い印象の粉引に表情を変え、片口をメインにした器が揃います。
“ベストセラーよりロングセラー”をモットーに器作りを続けている陶芸家、工藤和彦さんの新作の器展です。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

Online Store 工藤 和彦

Artist Information 工藤 和彦

Official Site 工藤 和彦

Current Exhibition

望月薫  /  Who ーMaterialsー

2024.7.20 sat. - 7.28 sun.

望月薫 / Who ーMaterialsー

望月薫さんは土を素材とし、工芸や民藝の観点から轆轤(ろくろ)成形を主とした陶の造形作品を、Whoさんは鉄を素材とし、アートの観点から工芸技法を取り入れた立体作品をそれぞれ展示。人の手によって再構成・構…

Next Exhibition

Archives