Exhibition

2008.12.4 thu. - 12.10 wed.

松岡 洋二 展/Yoji Matsuoka ガラス

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2008.12.4 [thu] – 12.10 [wed]
松岡洋二さんのガラス器は、同じ形のモノが揃っているので、重ねがききます。
また、吹きガラスではめずらしい、楕円形のガラス皿もあります。
これらのことを宙吹きの技法で制作するには、かなり高度な技術と感どころが必要とされます。
ここに至るまでには、並はずれた試行錯誤と、繰り返しの挑戦があったことでしょう。
そして、その制作数も並ではないはずです。
『器作り』を自称する松岡さん。
「かつては、個性的なモノ、人と違うモノ、、、と、誰もが通る作家意識の時期もあったけれど、なんの意図することもなく、誰かと違っている必要もなく、クリアーなガラスで食器を作ろうと思い立ち、現在に至っています」と。
そんな松岡さんのガラス器は、素材の持ち味である“綺麗さ”を忘れることなく、また、自分の意図する形にむりやり押し込めようとすることもなく、ガラスが納まりたい状態をうまく見つけてあげているという、作家としてのこだわりを感じさせます。
「自分が作ったモノを必要としてくれる人がいること。そして、もっと欲しいと思ってくれる人がいることはとても励みです。使っている時、また洗っている時でも、これを持ってて良かったと思えるような、もっともっと普段の暮らしの中に入り込んだガラス器を作っていきたい、、、と、最近特に思います」
制作の姿勢も生き方も、真摯なお人柄の松岡さん。
新作の器に酒器も加わった、ガラス器展です。

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