Exhibition

2009.9.5 sat. - 9.13 sun.

大平 和正 -白い風器-展/Kazumasa Ohira 陶器

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2009.9.5 [sat.] – 9.13 [sun.]
大平和正さんは、日本の風土に根ざした環境造化として、“土=大地からカタチを立ち上げる”という視点で、陶・金属・石・庭などによる幅広い造形活動を展開しています。
かつて、美術大学では彫刻を専攻。
その後、造園計画の仕事に携わりながら、環境を意識した石・金属などによる彫刻を制作。
1974年、三重県伊賀市に移り住んで、初めて土と出会い作陶を開始。
時流とか、ジャンルとかに捕われることなく、、、
時には無謀とも思える、アーティストとしての想いの実現化が、大平さんにとっての創造のエネルギーのようです。
パリのギャラリーの全フロアーで展開した多彩な環境演出。
東京湾岸の倉庫ギャラリーに、1ヶ5トンの陶作品“水器”45点を持ち込んで配したスケール感。
自然の中に佇む彫刻を、歩いて体感してもらおうと、秋から冬へと季節が移ろう中、半年間もの間、作品を設置した「風還元」伊賀、入道谷での野外プロジェクト。
何が飛び出してくるか予想もつかない仕事の多彩さに、眼が離せません。
そして今、2013年の完成を見据えた新しいプロジェクト「巨大な土の球体φ3.8m」を立ち上げています。
陶の仕事の一環として当然のごとく、器の制作にも力を注いでいます。
4~5年くらいの間合いで、「器の展覧会やろうかな!」との一声で実現をみるサボア・ヴィーブルでの器展。
今年のテーマは「白い風器」。
白い食器、白い花器、そして白いオブジェも出品されます。
スケールが小さくても、使うという機能が加わっても、そこはやはり大平さんの世界です。ご期待ください。
「私は礎石が好きだ。とりわけ野に残るそれがいい。
今は一木一草の如く、自然と融けあって在り続けるただの石塊。
見ていると時を忘れる。
空を、大地を、風を、、、そして命を感じる」   大平 和正
「風還元=巨大な土の球体φ3.8m」プロジェクトの協賛を会場でも受け付けます。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』をぜひご覧下さい

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