Exhibition

2009.12.1 tue. - 12.8 tue.

川端健太郎 展/Kentaro Kawabata 磁器

09kawabata-info-DM.jpg


2009.12.1 [tue.] – 12.8 [tue.]
川端健太郎さんは“手びねり”の技法を中心に、磁土をつむぐかのようにカタチを生み出していきます。
それらの作品からは、細やかな指先の感触を通してやっと命を授かったような、愛おしさが感じられます。
磁土の白い肌に、にじむように施された釉薬の色合いは、妖艶で、観るほどにその細やかな施しに引き込まれてしまいます。
磁土を細長く切り、引き延ばしたり、薄く広げて指先でクルクル巻いたり、小さく丸めて貼り付けたりと、自在に土を操ってしまう川端さん。
他の素材を本体に埋め込んだりと、創りながらの発見や判断に忠実に対応していく過程が、今までにない圧倒的な独創性を感じさせます。
そんな稀な持ち味に加え、川端さんの作品タイトルには、テーマとなる捕らえどころがあるようです。
「スプーン」は「女」であり、フタモノの「種」は「妊婦」、そして「掛け花」は「鳥花」など。
そして今回は、『Cカップ』。
あえて、その意味は問わず、、、。
未だ見ぬ新作が楽しみな個展です。

Online Store 川端 健太郎

Artist Information 川端 健太郎

Official Site 川端 健太郎

Current Exhibition

坂井直樹 展    – 佇む、「侘び」と「錆び」-
鍛金の技法で造形され、鐡と錆びで表現される作品は 閑寂でありながらも『美』に重きをおき、素材を意識させない程にスタイリッシュ、 且つ枯淡な趣です 坂井さんは日本人が好む美意識を再確認できる空間を…

Next Exhibition

細見博子 展   「毎日満月」

2024.9.21 sat. - 9.29 sun.

細見博子 展 「毎日満月」

満月の夜 うさぎ喜び飛び出して おおかみワクワク吠えまくる 夜見の国へ入り口開き、かえる嬉しく大合唱 今宵の月は楽しい宴 毎日満月頂戴な 細見博子…

Archives