Exhibition

2011.2.19 sat. - 2.28 mon.

栄森 文枝 展/Fumie Eimori 陶器

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2011.2.19 [sat.] – 2.28 [mon.]
栄森文枝さんは、なにしろ草花が大好きです。
「一輪咲いている、草花そのものの可憐さが伝わってくるような、すっと気楽に活けられる器があったらいいなあ、、、」と。
自分が使いたい花器を制作したことが、この道に入るきっかけになりました。
以来ずっと“花の器”を作り続けています。
一方、土と対峙しているうち、当然のことながら器の制作にも関心がわき、この2~3年は器制作にも力を入れています。
「自分が作ったぐい呑みでお酒を楽しみ、料理を盛っては、盛り映えや気分など、使う側の楽しみを知りました。手びねりでひとつひとつ有機的な形を作って、釉薬を工夫し“器作り”も楽しんでいます」
分け隔てなく、命あるものすべてに敬意の念を持って、日々の生活を送っている栄森さん。
制作の動機も自然発生的で、思わせぶりや無理がありません。
「今回、釉薬は自分の庭の木を燃やして作ったりもしました。たくさんの木々を燃やしたのですが、灰はほんの少ししか採れませんでした。でも意外な反応があったりして、とても愛着を感じます」
今回の展覧会の出品作品は、
“再度制作してみたくなった、初個展の時に考えた花器と、料理をイメージして作った大・中・小の新作の器”とのこと。
自然体で制作に励む、栄森さんの世界を堪能してください。

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