Exhibition

2011.4.23 sat. - 5.11 wed.

鈴木 秀昭 展/Hideaki Suzuki 陶磁器

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2011.4.23 [sat.] – 5.11 [wed.]
鈴木秀昭さんの作品は、細密画のごとく果てしなく描き込まれた文様と、金彩を含む多彩な色合いが特長です。
曼荼羅、天空、宇宙と、どんどんトランス状態に陥りそうな衝撃的な世界です。
「展覧会ぎりぎりに制作を開始する性分で、今回はちょうど、震災や計画停電の時期に重なってしまいました。気持ちが滅入って、気力が少し失せてしまったのは確かです。そんな中で、今回は『描かないデザインを考える』ということを試みてみました」と。
鈴木さん曰く『描かないデザイン』とは?
カタチは、いつも通りのありきたりの皿や鉢。
同じカタチの器にまずスタートとしての絵付、次にもう少し手を加えた絵付、さらに描き込んだ絵付、最後はいつもの密度の絵付と、、、。
7段階ぐらいの絵付の器それぞれを、シリーズで見てもらおうということだそうです。
「かつて、アート的な意味合いで作品をセット売りしたこともあるのですが、今回は器としてバラ売りをしてみようかと?」
海外での活動が長かった鈴木さんですが、日本に帰ってからは『器のカタチを借りたオブジェ』をテーマに制作を続けています。
“生活の中でのアート”という視点で、鑑賞という意味合いを大切に、自分らしさを掘り下げ、考える時間を大切にしているアーティストです。
ピンク・黄色・橙色など、初めて使う釉薬の酒杯も出品されます。
「制作しながら少しずつ、もとの自分を取り戻しています」
長いお付き合いとなった、“鈴木秀昭さんの今”の作品展です。
鈴木秀昭 展の会期が、5月11日(水)まで延長となりました。
尚、及川みのる 展は、延期させて頂きます。
詳しい日程は追ってお知らせいたします。

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