2011.9.17 sat. - 9.26 mon.
竹本 亜紀 展/Aki Takemoto ガラス
2011.9.17 [sat.] – 9.26 [mon.]
「ツヅレオリ」と題された竹本亜紀さんのガラス作品は、織り物の「つづれ織り」をイメージしています。
経糸と緯糸が一枚の布を織りなすように、光を透過するガラスの性質を生かし、重なり合うことで効果的に奥行きを感じることができます。
それは、色を重ねて描かれた抽象画のようでもあります。
エナメル彩で描かれたガラス板を何枚か重ね、小片にカットし、層になったモザイクガラスのパーツを再構成して仕上げます。
色調と筆のタッチを楽しみ、アート感覚で描かれたガラス板を、工芸的な技法を駆使し、手を掛けて、竹本さんならではの独自の世界を表現していきます。
「立ち上がっている造形も作りたいと思って、今回はロールアップという技法に挑戦してみました。吹きガラスのテクニックなので、今までにはなかった新しいイメージの立体作品ができました」と。
あれもこれもと、常に チャレンジャーである竹本さん。
「人がやっていないことを、、、」
「自分らしさとは、、、」
常に向上心をもって、個展を重ねてくださています。
今回も楽しみです。