Exhibition

2011.12.15 thu. - 12.27 tue.

正木 春蔵 展/Shunzo Masaki 色絵磁器

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2011.12.15 [thu.] – 12.27[tue.]
正木さんご夫婦二人での器作りとなって、早3年以上が経ちました。『遊ぶ』という言葉が、まさに似つかわしいお二人です。共有する心惹かれる物の姿、気配、意識や情緒感など、お二人ならではの心が慰められる「楽しさ」「美しさ」があるようです。
さて個展の制作テーマとなると、「普段とは違う思いのものを、、、器やで扱う食器とは違うものを、、、」と、毎回、ウイットにとんだ裏の話で、我々を楽しませてくれます。「12月のこの季節の個展は初めてです。ならば、この季節ならではの器を作ることにしました。この時期欠かせない鍋物や、すぐに迎える新年を意識しての器を作ってみようかと。取り鉢、玉割り、とんすい、おでん用の取り皿など。そして、酒杯や徳利、お重に替わる盛り鉢、盛り皿などを考えています。
冬は暖かくほっこりと、年末年始を迎えて下さい。という思いも込めています」と。
『ふだん家庭でも使いやすく、不意の客にも恥ずかしくなく、茶懐石などの改まった席にも使えるという器』を目指し淡々と時代を過ごしてきた、正木流の熟成された器が揃います。蹴ろくろや型の成形で心憎い生地を作る奥様の道子さんと、絵心あふれる絵付の正木春蔵さん。最終的な出来上がりに感性のズレがない正木夫婦のコンビ。
“あ・うん”の呼吸を感じながらも、ちょっとは挑戦的に相手の反応も交わしながらの、お二人ならではの新作の器展です。

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Artist Information 正木 春蔵

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