2017.11.11 sat. - 11.19 sun.
岡田 多恵 展
日本の古典紋様、吉祥紋様、縁起物。
そして四季の植物に、愛らしい動物たちと、、、。
パート・ド・ヴェールの技法で制作される岡田多恵さんの図柄は、手が込んでいて物語性があり、手元に置いておくだけでもほっと和める作品です。
「日本人はちょっとした風ひとつで、季節の変化を感じとる感性があると思います。着物の図柄の季節感、祭事の縁起物の由来や祈願など、知れば知るほど面白く、とても心惹かれます」と。
「今回の新しい試みは、手触りの良いグラスとして立体的な図柄が内側にみえる技法に挑戦してみました。また、刀槍具などの道具にある図柄を自分なりにアレンジしたりもしました」と。
毎回、新しいテーマに取り組んで展覧会に臨む岡田多恵さん。ガラス作家としても充実してきた時期の、見応えのある作品が揃います。