2018.3.9 fri. - 3.18 sun.
八代 淳子 展
そのフォルム、質感、色合いなど、どれをとっても何ともスタイリッシュで、カッコいい漆器なのです。
八代淳子さんは、生地作りから仕上げまで、全てを自身でまかなっています。木地は職人に頼んで制作する漆作家が多い中、希な制作工程でもあります。
「漆の制作では、偶然性を狙うという事はあり得ないのです。生地を作り始めた時から、常に完成形があります。なので、ひたすら作品のスケッチをしています」との談。
栗の木肌をかすかに感じさせる仕上がり、
柔らかい和紙のテクスチャーを残した仕上げ、
錫粉の金属色と漆特有の色合の組合せ、などなど。
八代さんの漆器は、とても丈夫ながらセンスの良さが光り、
皿や盆など、現代生活にぴったりのアイテムも豊富です。
サボア・ヴィーブルでは、初めての個展開催となります。
とても楽しみです。