Exhibition

2018.6.29 fri. - 7.8 sun.

小川 郁子 展

小川 郁子 展

伝統技術が駆使されている工芸の美しさには、安心感があります。同時に、伝統を継承したいという作家の創作意欲を強く感じます。

小川郁子さんは、江戸切子では珍しい曲線の紋様を取り入れたり、カットを深くして、立体的で動きのある造形を試みたりと、自分ならではの表現に挑戦しています。

9年間もの間、江戸切子の第一人者に師事して修行を経験したこともあり、日本伝統工芸展には毎年入選という経歴ながら、つねに焦らず、等身大での制作姿勢も彼女の魅力の一つです。

「今回は、夏を意識して、爽やかな色合いを、、、。また会期中に七夕があるので、星を意識した五角形の文様の割付けも、初めて試みてみました」との談。人気のぐい呑や帯留も出品されます。毎回、楽しみな展覧会です。

Scenery

  • 被硝子切子花瓶『冬慈』オパールホワイト
  • 片口 random 矢来 金赤
  • 帯留め
  • 寸胴酒杯 あられ 藍
  • コンポート
  • 菊篭目切子浅鉢
  • 振出

Current Exhibition

望月薫  /  Who ーMaterialsー

2024.7.20 sat. - 7.28 sun.

望月薫 / Who ーMaterialsー

望月薫さんは土を素材とし、工芸や民藝の観点から轆轤(ろくろ)成形を主とした陶の造形作品を、Whoさんは鉄を素材とし、アートの観点から工芸技法を取り入れた立体作品をそれぞれ展示。人の手によって再構成・構…

Next Exhibition

Archives