日々感じている生命の気配をもとに、心に寄り添い響き合うものになることを願い、形づくっています。 オナギマユミ
ふと傍らに寄り添う小さな息吹となるよう、、、
小梛真弓さんは「乾漆」の可能性とファンタジーに導かれるかのように、手の感触をたよりに、心に浮かぶイメージを形にしていきます。
「使われないという存在もある」という言葉に救われたという小梛さん。
とらわれることなく、心のおもむくままに、まるで天から授かった宿命の〝あいの手“のように、次々と生み出される乾漆の作品。
8年振りの楽しみな展覧会です。