2020.2.7 fri. - 2.16 sun.
川村忠晴 展 NOUVELL NATURE | 落葉の灯り
小さな植物たちが織りなす光と影は、意識の深層にも語りかけることでしょう。
若い頃から環境問題に関心があったという川村忠晴さん。ミーティング会場の照明を担当するにあたって、環境を考えるきっかけとなる灯りを試行錯誤。紅葉した葉が日差しを通したような、自然の美しさを再現しようと考案したのが、今の灯りの原型だそうです。
川村さんのアトリエは長野県志賀高原にあります。秋の紅葉シーズンはもちろん、年に何度となく東京と志賀高原を行き来し、落葉集めに勤しんでいます。
「植物の灯りに出会った人が、自然の美しさに心惹かれ、環境問題に意識を持って下さる事が、言葉以上のメッセージだと信じて制作しています」と、川村さん。
落葉一枚の灯りから、平面作品としての灯り、貝殻、ほうずきの灯り、そして 自然素材を使ったミニオブジェなど、心癒される作品展です。