イバタカツエさんの作品はどれも暖かく、イバタさんのニオイがします。そして、どこかシャイで色気があります。
器としての機能を持ちながら、制作ひとつひとつに向かい合っているアートの心を感じます。ゆっくりとリズミカルで、騒がしくないドット。息づかいが伝わってくる、間合いと筆づかい。自在に扱う、柔らかい土味の表情。
使うたびに新鮮な気分になる、不思議な力を持った器です。
今回の個展では、一点ものを意識した作品が揃います。古典的な文様もイバタさん風にアレンジされ、今までとはちょっと違った境地で臨んでくれた、、、新作展です。