2020.7.18 sat. - 7.26 sun.
鎌田克慈 展 | 飾る
「飾る」という用途をテーマに、北欧の花器や東洋の瓶(へい)をイメージしたオブジェ、厨子などを作りました。 鎌田克慈
季節の暦七十二侯を題材に、酒器に蒔絵を描きました。日本の季節感を愉しんでいただけたらと思います。 鎌田奈緒美
「乾漆」とは、阿修羅像に代表される漆の技法です。型に麻布を貼り重ね、漆で固めて型をとり除くという手法なので、最終のフォルムは自分の意図するところとなります。
自由な造形を楽しむオブジェ作家が多い中、鎌田克慈さんは、シャープなフォルムと軽さを生かした器作りに取り組んでいます。有機的な納まりの良い形を狙って、原型は自ら陶器で作ります。
今回の個展では、造形、加飾とも、今までとは異なる新たな視点での制作。蒔絵の作家である奥様の奈緒美さんとのコラボ作品も加わります。