2020.7.3 fri. - 7.12 sun.
正木春蔵 展
しばらく個展ということから遠ざかっていましたが、私どものあれやこれやをご覧いただこうと一年あまり前に思い立った今回の企画です。私どもの仕事から何かお気に入りのモノを見つけていただけたら嬉しい事です。
新型コロナウイルス渦中、皆様にお足を運んでいただくのも憚れる事となってしまいましたが、なんとか開催の運びとなりました。WEBでの閲覧も併せてご高覧いただければ幸甚です。
生地を作る道子夫人と、絵付をする正木春蔵さん。
自分用の器でもあり、時代に即した器でもありたいというお二人の想いが「あ・うん」の呼吸のもと、40年余の長きにわたって器作りが続いています。
骨董品はもとより、広く先人が残した品々や文化など、お二人の好奇心と洞察力は尽きることがありません。また、日々繰り返される「食」の場を、おろそかにやり過ごすこともありません。そんなお二人があえて挑んで下さり、重ねた展覧会の開催数は数えきれず、、、。
40年余りの長いご縁。皆様とも久しぶりのお顔合せの機会になれば、、、と。そんな思いがきっかけになった、今回の展覧会開催です。