The light illuminated us ―光が私たちを照らした―

名も無き二人(あるいはいく人か、相棒のような)のそれぞれの物語を描きました。また、それにいたる物語としてのドローイング作品とドローイングブックも合わせて発表いたします。

末宗美香子さんは、「人」をイメージの起源として平面作品や壁面、インスタレーションなどの作品を発表しています。「鮮度が高い」という言葉が似合う末宗さんの作品。ヴィヴィッドな色調と潔い筆のタッチに引き込まれます。

トートバッグに描かれた自分の絵が町を歩いたり、自らの絵付の器がテーブル上で覗かれたりするのも楽しい、、と、絵画作品以外にもいろいろな試みに挑んだ末宗さん。

今回の個展では、ガーゼ生地をキャンバスにして描いたペインティングとドローイングに絞った末宗美香子絵画展となります。

初めての試みとして数限定で販売するという、ひとつひとつ手作りされたドローイングブック。「このブックはカード式となっており、ページの順番を変えることもでき、手に取る人がその時の気分で入れ替えて、新たなストーリーを作れるような仕立てにしています」と。また、楽しそうです。

末宗さんによる The light illuminated us 展 インスタライブはこちらからご覧いただけます。