初雪を知らせる雪虫の舞う秋の空。
草木は黄や紅に染まり、
木の実や野葡萄があぜ道を彩る。
色彩豊かな野山の景色から白い世界へ、
季節の移ろいを描きました。
北海道の自然環境を全身に浴びながら、
ふと立ち止まって感じる季節の移ろいを、
心を込めて情緒的に、ガラスに映し描いた作品を作り続けている西山雪さん。
キャンバスとなるガラス器は、宙吹きで自から成形します。
その後サンドブラストの彫りに加え、エナメル彩で細やかに描いていくという、手の込んだ技法に取り組んでいます。
晩秋から冬に、、、季節をテーマの新作展です。