2006.1.31 tue. - 2.9 thu.
植葉香澄 展/Kasumi Ueba 陶磁器
2006.1.31 [tue] – 2.9 [thu]
白いモノ、シンプルなモノが時流の昨今、えてしてやりすぎかと思える程、こってりと加飾を加えていく仕事に魅力を感じている方もいらっしゃるかと思います。
1978年 京都生まれ。若い植葉香澄さんの作品には、かつての日本の伝統的なモティーフがそこここに散りばめられています。
日本の着物の柄いきなどに衝撃を受け、あれもこれもと面白がっているうちに、潜在的に潜んでいた彼女の美意識が呼び覚まされたのでしょうか。
絵付けの文様に、そしてフォルムに、時節に絡んだ寓話の世界が広がります。
加えて、細部まで手を抜かない装飾性も、見る人を魅了します。
サボア・ヴィーブル初個展。
陶芸家というより、アーティストとしての今後が楽しみな一人です。
より深く、作家ご本人をご紹介するページを作りました。
詳しくはストアコラムのカテゴリー『つくる・人』 ぜひご覧下さい